
この記事について
沖縄旅行を計画しているそこのアナタ!冬の沖縄は海に入れないし、つまらない・・・・っと思っていませんか?
確かに夏の強い日差し、白いビーチで泳ぐをイメージする沖縄ですが、冬に来ても楽しめる場所はたくさんあります。逆に冬ならではの沖縄の楽しみ方もあります。
こういう方に読んでほしい
- 冬に沖縄に行きたいけど、寒いのか暑いのか分からない
- 海に泳げないけど、遊べるとことはあるのか分からない
- 冬に沖縄に行くメリットが分からない
この記事を読むと分かること
- 沖縄の冬の天気や寒さが分かる
- 冬の沖縄の魅力が分かる
- 冬の沖縄のオススメ観光スポットが分かる
- 冬に沖縄に行きたくなる
3分ほどで読めると思うので、ぜひ最後までご覧ください。
沖縄の冬
旅行する時は天気が気になりますよね。沖縄の冬はどのような天気なのでしょうか。
沖縄の冬の天候

こちらは月別の冬の沖縄(那覇)の平均気温の表になります。

12月~1月の平均気温は、18.7度、17度、17.1度となっております。我々沖縄の人からすると、凍死寸前の凍えるような寒さですが、沖縄県外から来る方にとってはとても過ごしやすい気温だと思います。
ちなみに私が今まで経験した沖縄での最低気温は、2016年の1月に経験した6度です。この日は100数年ぶりに沖縄に雪が降ったと話題になりました。
沖縄で雪を観測 39年ぶり史上2回目 | 沖縄タイムス+プラス ニュース | 沖縄タイムス+プラス (okinawatimes.co.jp)
天気は、沖縄気象台の発表によると以下のようになっております。
降水量は、梅雨時期(5月から6月)と台風の影響を受けやすい8月から9月にかけては、多い時期となります。 一方、梅雨明け直後の7月と冬の降水量は少なく、特に冬は1か月間に100mm程度と最も多い月に比べて半分以下となります。 日照時間は、晴れの日(日照率が40%以上の日)が多い7月に最も多くなります。一方、曇りや雨の日が多い2月には最も少なくなります。
沖縄の平年の天候 - 沖縄気象台 (jma-net.go.jp)
冬は年間を通しても降水量は少ないものの100mm程度降り、曇りや雨の日が2月に最も多い
このように書かれています。沖縄の冬は晴れが少なく、曇りが雨が多い天気となります。実際に沖縄で過ごしていても「梅雨か?」と思うくらい雨が降り続いている冬も多く感じます。
もう1つ沖縄の冬の気候で特徴的なのは、風や波が強いことです。本州で大雪となる、いわゆる西高東低の気圧配置の時、沖縄でも北風が吹き荒れます。風速10mを超すことも多く、体感温度的に0度を下回ることも多いです(一般的な体感温度は風速1mで1度下がるといわれている)。波も北風が吹き荒れるときは高くなり、周辺離島へ移動するための船が欠航することもあります。
まとめると、沖縄の冬は気温は15度以上あるが、風が強く寒い。また曇りや雨も多い、となります。
沖縄の冬の観光状況

では実際に沖縄の冬に観光客来るの?っと疑問を持つ方もいると思いますが、いるんです。

平成24年度上半期 沖縄県入域観光客統計概況 (pref.okinawa.jp)
こちらは沖縄県が毎年発表している月別の観光客数の統計です。年間を通して8月が一番多くの観光客がいることがわかります。しかし、12月~3月の寒い時期も大きな減少は見られず、高水準を維持しています。令和元年度が下がっているのはコロナウイルスの影響による観光客減です。
このように、沖縄には年間を通して多くの観光客が訪れていることが分かります。冬に訪れる方も多いので、何かしら沖縄で楽しんでいることが推測できます。
まとめると、沖縄は夏だけでじゃなく、冬も観光できるんだ!ってことです。
冬の沖縄旅行のメリット

こちらの章ではメリットをお伝えします。
寒くない
先述の通り、沖縄の冬は平均気温15度以上あります。私の経験上、1月、2月に25度近くの気温になったことは何度か経験済みです。沖縄県民にとっては寒い気温ですが、沖縄県外の方にとっては過ごしやすい気温であることがわかります。しかし風が強いので油断しないでくださいね。
日本一早い桜が見れる
沖縄では1月上旬~3月上旬にかけて桜を見ることができます。
沖縄ではヒカンザクラという種類がメインです。メジャーなソメイヨシノのようにヒラヒラと花びらが舞う桜ではなく、ドサッと重量感のある花弁です。
桜の開花に合わせて各地桜まつりが開催されるので、後述で紹介いたします。
野球、サッカーのキャンプがあり、選手を身近で見ることができる
沖縄の冬のメインイベントと言えば、プロ野球やJリーグのチームのキャンプが行われることです。
2020年のプロ野球キャンプは12球団中9球団が沖縄でキャンプを行いました。
Jリーグのサッカーチームも毎年J1で10チーム以上、J2も沖縄でキャンプを行います。
こちらも後ほど詳しく紹介します。
冬の沖縄旅行のデメリット

さきほどはメリットを書きましたが、デメリットもあるのでお伝えします。
風が強い
はい、冬は風が強いです。風速10m以上の日も多く、体感温度が天気予報で表示される気温以上に寒くなります。
波が高い
北風が吹いている間は波が高い状態が数日続きます。波高4~6mの日も多いです。波が高いと海が荒れ濁りが発生し、いくら沖縄の海とは言え綺麗に見えません。また、周辺離島への船の欠航やホエールウォッチング、ダイビングの船が出ないこともあります。
曇りや雨が多い
先述の通り、くもりや雨の日が多いです。沖縄の冬を楽しむイベントが屋外で行われることが多いので中止になることもあります。傘や雨合羽が必要になることが多いでしょう。
泳げない
いくら亜熱帯の沖縄であっても冬の海で泳ぐことはできません。一時的に気温が上昇することはありますが、水温が上がることはないので海に入ると寒いです。また風や波も強いので安全のため海に入ることはやめたほうがいいでしょう。
2月はホテル・レンタカーが取りにくい
これは結構盲点ですが、2月はプロ野球やサッカーのキャンプが多いので、選手やチーム関係者、マスコミの方がホテルやレンタカーを抑えることが多く、希望したホテルへ宿泊できないことが多いと聞きます。予定を立てる際にはなるべく早く予約をしたほうがいいでしょう。
冬の沖縄旅行オススメスポット

では具体的に冬の沖縄のオススメ観光スポットを少し教えます。
桜祭り
1月上旬から3月上旬にかけて沖縄ではヒカンザクラが開花し、見どころを迎えます。特に2月は満開になる場所が多く、桜まつりが各所で行われます。
有名な桜祭りに関するリンクを張りますので、最新情報を確認の上検討してみてください。(中止の可能性もあるので必ず事前確認してください)
第43回もとぶ八重岳桜まつり
http://www.town.motobu.okinawa.jp/
2021年の以下のの桜まつりは中止になったようです(残念)
- 今帰仁グスク桜まつり
- 名護さくら祭り
- やえせ桜まつり
いちご狩り
沖縄ではここ数年、各地でいちご狩りが流行っています。特に宜野座村はいちご農園が多く、1つのホームページに何か所も紹介されています。
インターネットから予約できる箇所もあるので、事前に調べてぜひ検討してみてください。
イルミネーション
全国的に冬の居所と言えばイルミネーションですが、沖縄でも各地でイルミネーションが行われています。
有名どころをいくつか紹介します。
沖縄こどもの国 クリスマスファンタジー 沖縄こどもの国 - Okinawa Zoo & Museum (okzm.jp)
東南植物楽園 【公式】東南植物楽園 | 沖縄北インターからすぐ (southeast-botanical.jp)
北谷アメリカンビレッジ 美浜タウンリゾート アメリカンビレッジ AMERICAN VILLAGE (okinawa-americanvillage.com)
スターダストファンタジア スターダストファンタジア2020-2021 〜 L’espoir 〜 | 【公式】カヌチャリゾート (kanucha.jp)
ホエールウォッチング
沖縄の冬の季節、ホエールウォッチングが楽しめます。那覇から20分から1時間ほどの慶良間海峡で見られることが多いです。
近年ではドローンを使いクジラの群れを探すため、遭遇率が高いとの事。しかし冬の海は荒れていることが多く、中止になることも多いです。船酔いは必須と思うので、体調管理と船酔い止めを購入することをお勧めします。
たびらい様がまとめているページがあります。
沖縄 ホエールウォッチング 2020-2021|【遭遇率98%】おすすめツアー予約 たびらい沖縄アクティビティ (tabirai.net)
私は船酔いが辛いためホエールウォッチングに行ったことありませんが、慶良間諸島に行く船に乗っているときに見たことがあります。それだけ遭遇率が高いのです。
プロ野球・サッカーのキャンプ
前述でも述べた通り、全国的に見ても冬温暖な沖縄ではプロ野球やJリーグのキャンプが行われます。キャンプでは選手の練習風景が生で見れることに加え、イベントも多く、大人から子供まで楽しむことができます。
選手との距離も近く、運が良ければサインをもらえることも!
私も小さいころよく球場に足を運び、テレビでしか見ることができない選手たちを間近で見て興奮したことを今でも覚えています。
最後に
いかがでしたでしょうか。夏のイメージの沖縄と思いますが、冬も楽しめる見どころが多いことが分かったと思います。
夏の沖縄、冬の沖縄両方の楽しみ方が分かってこそ、本当の沖縄ツウですね。
ぜひ冬の沖縄、楽しんでください。